2016年3月20日日曜日

LibreOffice をインストールできない - アップデートに失敗する場合、アンインストール後に再起動が必要

LibreOffice のアップデートに失敗した。一度、LibreOffice を削除した後、インストールしようとしてが、LibreOffice をインストールしたフォルダの中にある program フォルダが削除できなかった。

SnapCrab_LibreOffice 5042 インストールウィザード_2016-3-11_16-7-6_No-00

Unlocker でロックしているプロセスを特定しようとしたが、同フォルダをロックしているプロセスはなし。

コマンドラインを管理者権限で起動し、同フォルダを削除しようと試みたが、なぜかできない。(@_@;

SnapCrab_LibreOffice 5_2016-3-11_16-10-37_No-00

バージョン アップ の仕方について、 | LibreOfficeForum.org によると、

「アンインストールして再起動、そして新バージョンインストール」という手順を踏むのが一番かと思います。

そこで、再起動したら、どうしても削除できなかったフォルダが削除されており、インストールは正常に完了した。

SnapCrab_LibreOffice 5052 - インストールウィザード_2016-3-11_23-42-9_No-00

2016年3月18日金曜日

MS Office におけるレジストリ ポリシーの設定によるブロック

ワードファイルを開こうとしたら、以下のダイアログが表示され、内容を表示できなかった。

SnapCrab_Microsoft Office Word_2016-3-18_22-38-46_No-00

word レジストリポリシー設定によってブロックされている種類のファイルを開こうとしています

ファイルがレジストリ ポリシー設定によってブロックされているときに Office にエラー メッセージが表示される によると、

レジストリエディターを起動し、以下のキー名を探す。

Office 2003 の場合:

HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\11.0\<Application_name>\Security\FileOpenBlock

もし、上記のキーが見つからない場合、

  • メニューより、編集 > キーの検索 より

`FileOpenBlock’ を探す。そして、見つかったキーが MS Word に関するものか推測する。

推測する方法は、FileOpenBlock を含むキー名に、以下の文字が含まれているかどうかで判断する。

  • Microsoft
  • Office
  • Word

次に、解決方法 によると、FileOpenBlock キーにおいて、

BinaryFiles、FilesBeforeVersion、Converters などの DWORD 値を探します。

または、上記の作成し、データを `0’ に設定する。この値の意味は、

値の 0 のデータ ファイルを開くユーザーを許可することを意味します。[1] は、ファイルをブロックします。

もし、上記の DWORD の値がないときは、FileOpenBlock キーに含まれる他の DWORD 値を探し、データを `0’ に変更する。

例えば、名前: RtfFiles, 種類: REG_DWORD, データ: 1 という値が見つかった場合、データを `0’ に変更する。

SnapCrab_Miu-Box - TeamViewer - 無料ライセンス(商用以外の用途のみ)_2016-3-18_19-25-32_No-00

ただし、これはリッチテキストファイルを処理する際の脆弱性への対策として施されている。

Word の RTF のオブジェクトの解析の脆弱性 - CVE-2008-4025 によると、

Microsoft Office が特別に細工されたリッチ テキスト形式のファイル (.rtf) を処理する方法に、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します

この脆弱性では、ユーザーが特別に細工された RTF ファイルを Word で表示する、または RTF 形式で送信された特別に細工されている電子メールを読んだ場合に、リモートでコードが実行される可能性があります攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、現在ログオン中のユーザーのコンテキストで影響を受けるシステムを完全に制御する可能性があります。

その後、攻撃者はプログラムをインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

よって、この脆弱性に対応した MS Word を使っていない場合、一見 Word ファイルに見えるものは、ワードパッドや、LibreOffice の Writer などを使い、開いた方が安全。

2016年3月10日木曜日

Firefox 45 で削除されたタブグループの代わりになるアドオン Tab Groups

1. タブグループの機能を削除するなんてどうかしてる

Firefox 45.0 リリースノート で一番ショックだったのが、

  • 変更   タブグループ (Panorama) が削除されました
  • 「タブのグループ分け」 (Panorama) は、開いているタブをサムネイルで表示してくれる機能。複数のタブを開いるとき、対象のタブを見つけやすい。

    たくさんタブを開いては、タブグループで分類し、必要なくなったら消していく。自分にとって、Firefox を未だ使い続ける大きな理由の一つ。なくてはならない存在。

    Google Chrome では、ここまで洗練された UI を持つ拡張機能は見つけられない。

    タブグループ機能は終了します | Firefox ヘルプ によると、

    タブグループ (Panorama) 機能は Firefox から削除されました。ご不便をおかけして申し訳ありません。タブグループ機能の削除は、Firefox をより良くするために行われます。

    タブジャンキーにとっては、痛恨の極み。

    もちろん、タブの開き過ぎは動作が重くなるので、アドオン OneTab で開き過ぎたタブをリスト化している。

     

    2. アドオン Tab Groups を代わりに使う

    タブグループ機能は終了します | Firefox ヘルプ には、代替のアドオンとして 4 つ挙げられていた。

    SnapCrab_NoName_2016-3-10_1-35-19_No-00やはり一番お勧めは、同じ機能を持つ Tab Groups

    設定より、ショートカットキーをカスタマイズできて便利。

    SnapCrab_NoName_2016-3-10_1-47-15_No-00

    これで一安心。^^

    2016年3月8日火曜日

    NVIDIA のグラフィックスドライバーのインストールに失敗する原因は Comodo Firewall だった

    1. NVIDIA のグラフィックスドライバーをインストールできない

    NVIDIA のドライバが更新されたので、NVIDIAドライバダウンロードよりインストーラーをダウンロードしてインストールしようとした。

    しかし、何度インストールを試みても、「NVIDIAインストーラーが失敗しました」と表示するばかり。(+_+)

    SnapCrab_NVIDIA インストーラー_2016-2-5_23-46-30_No-00

    仕方がないので、インストールに失敗後、NVIDIA 関係のアプリケーションを削除し、Windows Update より、過去のバージョンをインストールしていた。

    しかし、新しいバージョンが出ているのなら、できれば新しいドライバを使いたい。

     

    2. Comodo Firewall を終了したら、インストールできた

    これに対して、Comodo Firewall を終了した後、NVIDIA のドライバを試みたらインストールできた。

    • タスクトレイ > Comodo Firewall のアイコンを右クリック > Exit を選択

    SnapCrab_NoName_2016-2-5_23-51-18_No-00

    インストールする際は、念のため、「クリーンインストールの実行」にチェックを入れておく。

    02

    これでドライバをインストールすることができた。

    10

     

    3. 環境変数で一時ファイルの場所を変更した

    上記でもインストールできない場合、環境変数で指定した一時ファイル (TEMP, TMP) として指定した場所に容量に余裕があることを確認すること。

    自分の場合、SoftPerfect RAM Disk で RAM ディスクを作成し、そこに一時ファイルを移動していた。

    これにより、NVIDIA ドライバのインストールが失敗を繰り返していたようだ。

    一時ファイルを変更するには、

    • スタートメニューで右クリック > システム > システムの詳細設定 > 環境変数 をクリック

    ユーザ環境変数とシステム環境変数における

    • TEMP
    • TMP

    の場所を容量に余裕がある場所を指定する。

    SnapCrab_NoName_2016-3-8_1-5-55_No-00

    追記(2016-03-11): なお、上記のように設定した後でも、タスクトレイにある NVIDIA GeForce Experience より、アップデートしようと試みても、インストールに失敗してしまう。

    SnapCrab_NVIDIA GeForce Experience_2016-3-11_18-58-45_No-00

    2016年3月7日月曜日

    Firefox で Google ドキュメントの提案モードを利用すると、日本語が正常に入力できず、子音のローマ字のみ表示される

    1. Google ドキュメントの提案モードで上手く入力できない

    Firefox でGoogle ドキュメントの「提案モード」を利用していると、何らかの操作の後、日本語が正常に入力できず、子音のローマ字のみ表示される。母音を押下しても、IME に反映されない。

    SnapCrab_NoName_2016-3-7_20-36-40_No-00

    例えば、「です」と入力したくても、`ds’ と入力されてしまう。AZIK 方式の入力だと、`d’ としか表示されない。

    SnapCrab_NoName_2016-3-7_20-48-45_No-00SnapCrab_NoName_2016-3-7_20-48-36_No-00[3]

    似たような症状が、Googleドキュメントで、入力できない。 - Google プロダクト フォーラムに書かれている。

    なお、利用しているブラウザと IME のバージョンは、下記の通り。

    この現象は、Google Chrome では起こらないので、Google ドキュメントを利用するときは、Google Chrome を利用するようにしていた。

     

    2. Firefox のベータチャンネルを利用

    これに対して、Firefox のベータチャンネル 45.0beta を利用してみたら、上記の問題は発生しなかった。

    Mozilla Firefox Web Browser — Download Firefox Beta in your language — Mozilla より、ダウンロードしてインストールすれば良い。

    … ということは、正式バージョンでもバージョン 45 なら、問題は発生しないのかな?

    Mozilla Firefoxのバージョンの変遷 - Wikipedia によると、

    Firefox 45 (ESR)

    2016年3月8日リリース予定

    なんだ、明日だったのか (+_+)

    正式版で問題がなかったら、ベータ版から戻そうかな。

    追記(2016-03-09): Firefox 45.0 の正式版が出たので Mozilla Firefox Web Browser より、ダウンロードしインストールしてベータ版から戻した。

     

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