2014年7月23日水曜日

Thunderbird でメールを作成するとき、自動的で BBC に特定のメールアドレスを挿入 – POP アカウントを複数の人で共有する場合、自分宛てにメールを送信する

1. POP アカウントを共有する場合、「送信済みメール」を共有できない

Thunderbird を利用して、一つのメールアカウントを複数の人で共有している場合、IMAP プロトコルを利用すれば「受信メール」と「送信済みメール」を共有することができる。

しかし、POP アカウントしか利用できない場合だと、「送信済みメール」を共有することはできない。送信したメールは、メールを送信した PC の「送信済みフォルダ」に保存される。

このため、送信メールを一元的に管理ができなくなる。

 

2. メールを送信するとき、BBC に自分宛てのアドレスを入力する

これに対処するための苦肉の策は、

メールを送信するときに、自分宛にも BBC でメールを送信しておく

こと。ただし、メールを送信する際、毎回、手動で自分宛てに BBC を指定するのは面倒。また、BBC に自分を指定することを忘れてしまうこともありうる。

そのため、メールを作成したときに、自動的に BBC に自分のメールアドレスが挿入されるようにしたい。

 

送信控えの設定

メールを作成するときに、BBC に特定のメールアドレスが入力された状態にするには、

  1. Alt キーを押してメニューを表示 > ツール > アカウント設定
  2. 対象のアカウント > 送信控えと特別なフォルダ > 送信控え

において、「次のメールアドレスを Bcc に追加する」に自分宛てのメールアドレスを入力する。

SnapCrab_No-1228

この設定をしておくと、メールの作成・返信を行うと、自動的に設定したメールアドレスが Bcc に追加される。

SnapCrab_No-1229

 

3. 自分宛てのメールをフィルタでつかまえる

次に、メールアカウントを共有している各々の PC において、Thunderbird のフィルタ設定をしておく。

フィルタの動作は、

差出人が自分の場合、「送信済みメール」に移動する

設定とする。そのためには、

  1. Alt キーを押してメニューを表示 > ツール > メッセージフィルタ
  2. 新規作成ボタンを押し、下図のフィルタを作成する。
    • 条件 : 「差出人」「が次と一致する」「自分宛てのメールアドレス」
    • 動作 : 「メッセージを移動する」「自分宛てのメールアドレスの送信済みフォルダ」

SnapCrab_No-1238

 

フィルタのエクスポートとインポート

一つの PC でフィルタを作成したら、アドオン Thunderbird Message Filter Import/Export Enhanced を用いて、フィルタを書き出し、他の PC でフィルタを読み込む。