2012年11月7日水曜日

Google ドキュメントの図形描画で、素早く大雑把に図形を揃える- ガイドとキーボードによる操作

1. 図形を大雑把に揃えたい

SnapCrab_NoName_2012-11-7_11-53-16_No-00これまで文書に挿入する図を描くとき、Inkscape を使うことが多かった。最近では、簡単な図を描くときは Google ドキュメントの図形描画を利用している。データはクラウドに保存されるし、履歴が残るので使い勝手が良い。

図を描くときに重要なことは、素早く、大雑把に揃えること。手書きで図を描くときには、図がぐちゃぐちゃでも気にならないが、PC を使って描くと微妙なズレが気になってしまう。(+_+)

 

2. ガイドに沿って図形を配置する

Google ドキュメントの図形描画において、図形を配置する方法には、「グリッド」と「ガイド」の2つある。

素早く図形を揃えるには、「グリッド」よりも「ガイド」の方が良い。なぜなら、「ガイド」は他の図形の位置を基準とするため、図形を配置すると同時に揃えることができるから。

ガイドを利用するには、

  • メニューより、表示 > 配置先 >  ガイド

を選択しておく。

SnapCrab_Desktop_2012-11-7_7-18-46_No-00

この設定により、図形を配置するとき、他の図形の「中心」や「端」に揃えるための「ガイド」となる線が表示される。

SnapCrab_NoName_2012-11-7_7-20-58_No-00

 

3. キーボードを使って図形を操作する

a. 水平、垂直方向に移動

ガイドをより効率的に使うために、図形が移動できる範囲を限ると良い。図形を配置するときにガイドが表示されても、マウスの動かし方により位置がズレてしまうことがある。

これに対して、Shift キーを押しながら図形を動かすと、と水平・垂直方向に移動が限定できる。

この機能を利用すれば、

  1. 移動したい図形を動かす。
  2. 基準となる図形からのガイドが表示されたら、Shift キーを押す。
  3. Shift キーを押したまま、図形を移動する。

この操作により、素早く正確に図形を配置できる。SnapCrab_NoName_2012-11-7_11-8-27_No-00

 

b. 図形のコピー

図形をコピーしたい場合は、Ctrl キーを押しながら移動する。

SnapCrab_NoName_2012-11-7_11-18-21_No-00

 

c. 角度の変更

図形を一定の角度で回転したい場合は、Shift キーを押しながら、図形を選択したときに表示される ◯ を動かす。

これにより、15度単位に回転できる。

SnapCrab_NoName_2012-11-7_11-11-20_No-00

 

参考サイト