2008年5月1日木曜日

HDD のチェック

パソコンのハードディスクは、故障しやすい部品の一つだ。新しく PC の環境を構築してみると、その手間のかかりように辟易してしまう。使っているソフトのインストール、各種アプリ設定、データの移行、バックアップの方法等々。なるべく故障せずに、長いこと HDD が持つことを祈るばかり。 ^^;

そんな 重大責任のある HDD 。SMART の機能を有効にすると、 HDD について、いくつかの情報を得ることができる。

 

S.M.A.R.T を有効に

BIOS で SMART を利用できるように設定する。(マザーボードは、 GIGABYTE GA-MA78GM-S2H Rev.1.0 を利用している。)

  1. パソコンを起動した直後に、 Del キーを押す。
  2. BIOS 画面が起動したら、 Advanced BIOS Features > HDD S.M.A.R.T Capability の項目を Enabled にする。

CPU 切替器を利用していたので、Del キーを押しても、BIOS 画面が起動しなかった。また、CASE by CASE SCBC01 の横についている USB では、BIOS の画面でキーボードを操作できなかったので、フロントパネルにある USB を利用した。

 

SMART ツール

窓の杜 で紹介されていた ハムズソフト(SMART情報ツール) を使った。

Image1

起動して、まず見るところは「劣化%」。 ヘルプ > 使い方 > 情報一覧枠 によると、

しきい値に到達する割合を%で表示します。
ピンク色のメモリバーは重要項目を意味し、この項目の劣化率が大きくなるとハードディスクが故障する可能性が高くなります。

(太字は引用者による)

同じく、ヘルプより、現在値と、しきい値。

・ 現在値
各S.M.A.R.T.項目の現在の値です。

・ しきい値  
各S.M.A.R.T.項目の故障認識値です。
現在値がしきい値を超えた場合は、早急にハードディスクを交換する必要があります。

(同上より)

 

ハードディスクの寿命

Googleによると、ハードディスクは温度や使用頻度に関係なく故障する - GIGAZINE によると、

ハードディスク障害の早期発見、あるいは故障の予測を目的として搭載されている「S.M.A.R.T.(スマート)」の値から得られるいつ故障するかどうかの予測もほとんど関係なかったそうです。

パタッ(o_ _)o~†

ただし、ハードディスクの温度が50度を超えるような環境であれば、故障率は如実に上昇しています。これはハードディスクのメーカーも推奨していない温度なのでさすがに当然か。

(同上より)

ということで、 「HDD温度」に気をつければいいか。

ハードディスク 寿命 ハードディスク大量搭載実験研究サイト HDD番長 には、いろいろな資料から考察がされてる。「時間で考えた場合」として、以下のように述べられていた。

温度による短寿命化率(46.5℃)74%=総寿命1.6年・1日8時間使用で4.3年(14378時間)

やはり、これくらいが寿命なのかなぁ。うーん、RAID の方法とか、情報を仕入れておいた方がいいだろうか... (@_@;)